人工透析装置用 無臭性スケール除去剤
< 概 要 >
ヒドロキシカルボン酸、アミドサルファ化合物、防バイ剤を配合した無臭性粉体のスケール除去剤。(使用時に任意の割合でRO水に溶解させて強酸液を作り、塩基性金属付着物を溶解除去させるもの)主に透析機器洗浄では炭酸カルシウム除去を目的に酢酸洗浄の代わりに用いられます。カルトンCは保管スペースをとらない粉体製剤です。溶解用のRO水は常温でも比較的解けやすく、無臭性のため作業環境が著しく改善します。また酢酸に比べ透析機器の部品素材へのダメージを与えないので、安心してお使いいただけます。
<ご使用方法>
末端希釈率
透析装置の酸洗浄時の希釈倍数にもよりますが、、RO水10Lに対して本剤1Kgを薬液タンクで溶解(10L原液作成)後、末端希釈率が100倍になるように酸液タンク内で希釈してください。冬季など水温が低い場合は、軽 く攪拌溶解が必要な場合があります。
液・封入時間・・・シングルパス洗浄が一般的です。
後水洗・・・ETRF設置、未設置に関係なく30分~60分
※水洗性が高いので残留の危険はありませんが、念のためpH測定にて中性域をご確認ください。
人工透析装置用 無臭性スケール除去剤
< 概 要 >
ヒドロキシカルボン酸とアミドサルファ化合物を混合し、これに防バイ剤を加え、任意の割合で濃度を調節した無臭性の液体タイプです。カルトンCの粉末を溶解させる手間を省いた極めて安全なスケール除去剤。液体製剤なので、装置配管の炭酸カルシウムの付着(汚れ)状況にあわせて、柔軟に希釈率が設定できるメリットがあります。
<ご使用方法>
末端希釈率
透析装置の酸洗浄時の希釈倍数にもよりますが、末端希釈率が200倍になるように酸液タンク内で溶解してください。
液・封入時間・・・シングルパス洗浄が一般的です。
後水洗・・・ETRF設置、未設置に関係なく30分~60分
※水洗性が高いので残留の危険はありませんが、念のためpH測定にて中性域をご確認ください。